電験三種合格道場 機械3/5  平成26年2月23日(日)


平成26年2月23日(日) 機械3回目

さて、いよいよ不動弘幸先生のDVD講座、電験三種合格道場完璧コースの機械科目の3回目の講義となりました。
じっくり内容を確認していくと5日間でも足りないのでは?と思いたくなるような機械科目の内容ですね。9月の試験に向けて、学習の進み具合はいかがでしょうか。

この日の講義はパワーエレクトロニクス!
この単元の出題数は毎年2問前後。ただ、講義の中でも解説がありましたが得点しやすい問題とそうでない問題があります。過去問等を確認すると問題によっては、問題文も長いし難しい。
ここをどう考えて対策をしていくかが合格へ向けたポイントとなりますね。試験までの学習時間、試験当日の問題数、問題を解く時間…いろいろと考える要素はあるかと思います。
試験当日、1問5点を取るために20分もかかってしまっては、時間が足りなくなり他の問題に取り掛かる事ができなくなってしまった…。なんて事も考えられますもんね。
限られた試験時間を有効に使い、合格点を取るための戦略…。自分で「問題を解く時間」を計ってみたり、出題傾向から自分の得意な得点できる重点項目を探したり、確実に得点するための項目と問題数をシミュレートしてみたり…。
合格するための研究も必要となりますね。



不動先生の講義ではパワーエレクトロニクスはここをしっかり得点できるように押さえておこう!という部分を強調していました。そしてダイオードに関しては理論の科目でも出てくるのでサイリスタに関して深く講義をし、サイリスタのポイントであるG(ゲート)に関して詳しく解説をしていました。理論の半導体の知識が繰り返し出てきたと思います。やはり理論はすべての科目の基礎をなるんですね。今年機械科目だけを受ける方も、時間を見つけて理論の復習をしておくとスムーズに機械科目の学習内容をマスターしていけるでしょう。
難しい分野だけに、目標を明確にして学習をすすめていきましょう!


そしてこの日は緊急アンケートがありました。その内容は「どんなテキストが欲しい?どんなテキストがあったらいい?」と。オーム社から出版されている不動先生の著書「電験三種完全攻略」を代表に数々の著書を出しておられますが、次のネタ探しに色々聞いてみよう!とのことです。
色んなご意見がありましたが、持ち運びが楽になるようなコンパクトなテキスト。要点整理や暗記モノを中心にコンパクトにまとめて、持ち運びが楽…軽い!電車の中やちょっと空いた時間に取り出せて確認ができるようなものがあれば「通勤時間の有効活用」ができそうだな…と思いました。
問題集として、左ページに問題、右ページにその解答。そういった編集をしている問題集がいいな〜とのご意見もありましたね。確かに理想的な問題集なんですよね、こういう編集は!ただ、色々と問題点も出てくるんですよね。問題と解答のバランスが難しいのですよね。私も以前、講師として練習問題を作成したりしていましたが、使いやすさや見栄えにこだわると、書く内容に制限が出たりするんですよね。「あぁ、この解答は12行書きたいのに、スペースとしては8行分しかない!どっか解答の内容を削るか…?いや、でも…。」などの葛藤があったりしましたねぇ〜。そして何より左右で揃えようとすると「無駄な空白部分」ができてしまう!のですよね。「問題は3行なのに、解答は20行もかかる!」そんな問題もありますよね?
使い手側、作り手側、出版側…それぞれ色んな思惑があってテキスト等は出版されるんでしょうね。自分に合った参考書を探すためにも色々な参考書をご覧いただければと思います。




この日の講義のもう一つの内容、電動機応用について!
電験三種合格道場の1回目2回目であった内容を発展させたものですね。モーターを利用する場面として、揚水と送風や物を動かすという事に関して…。
揚水は水力発電で、送風は風力発電で出てきます。そう、この単元は電力の科目へつながっていくのです。科目ごとに共通する単元もあるのですよね。それぞれの科目ごとに注意するポイントがあるので、そのあたりに注意しながら講義内容を確認していきましょう。テキストにある内容をそのまま覚えてしまうよりも、不動先生のアドバイスに従った効率の良い覚え方をする方がいいですからね。



さて、もう一つ。本日変圧器の講義で解説があった「自家用電気設備のスケルトン図」について。これ、第一種電気工事士で学習する事なんですね。三相三線6.6kvから単相二線や単相三線へ、変圧器を経て家庭へ電気を繋げる流についての一般的な単線結線図です。一連の流れの中で、どこにどんな役目で変圧器が入っているのか…。電験三種のテキストや講義の中では変圧器の仕組について学習をしますが、こういったどこでどんな役目を〜という第一種電気工事士で学習する内容は「知っている前提」で進んでいきますよね。知っておくことで知識もスムーズに入っていくだろうし、知識を自分のモノにしやすくなります。やはり、第二種電工⇒第一種電工⇒電験三種とステップアップして学習していく事が大切なんですね。

今日の講義には資格センターe-DENの社長も来ていました。お昼休みに不動先生と色々とお話をされていたんですが…その内容は…ココには書けません!ほんと、どこからそんな話題になったのか…。
あ、オーム社から出ている「新電気」という雑誌はご存じですよね?昨年、不動先生のポケットサイズの電験三種のまとめ的なオマケが付いていましたよね。そんな感じにまた…出る?

皆様、オーム社の新電気のチェックをお忘れなく…電験三種等の試験情報なども掲載されていますので試験を受ける予定の方は要チェックですね!

不動弘幸先生の電験三種合格道場完璧コース機械三回目のDVDは本日発送です。機械科目の中でも重要な項目、出題数の多い項目。しっかりマスターしていきましょう!



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